NATA
 

Red earth. The sound of mother life passed down from ancient times. A shooting star crossing the Milky Way in the night sky and the flames of a bonfire. Coexistence, gratitude for being alive, or a mission.

 


 

 


ディジュリドゥ(アボリジナルの伝統楽器)奏者。

ディジュリドゥの国際的奏者である故Djalu Gurruwiwiに師事。オーストラリアの先住民アボリジナルの聖地アーネムランドで伝統音楽、狩猟文化、宴を体験し、彼らの自然との関わり方に共感する。日本人であるNATAがディジュリドゥにこだわる理由は、太古より伝わる原始的な楽器だからこそ、人類に共通するアニミズムの精神性を呼び覚まし、共鳴させることができると信じているからである。NATAは、生命の力の素晴らしさをディジュリドゥの呼吸で伝えたいという思いを胸に、原始と未来をつなぐユニバーサルなサウンドを追求し続けている。

 
Didgeridoo (traditional Aboriginal instrument) player.

Studied under the late Djalu Gurruwiwi, an international didgeridoo player. She experienced traditional music, hunting culture, and feasts in Arnhem Land, the sacred land of Australia's indigenous Aboriginal people, and empathized with their way of interacting with nature. Nata, who is Japanese, is committed to the didgeridoo because she believes that it is a primitive instrument that has been handed down from the beginning of time, and that it can awaken and resonate with the animistic spirituality that is common to all humankind. NATA continues to pursue a universal sound that connects the primitive to the future with the desire to convey the wonder of the power of life through the breath of the didgeridoo.


 

 
活動歴

チュニジア共和国から招待を受け「サハラ国際フェスティバル」(2018年)にて日本代表としてパフォーマンスを行ったほか、「鎌倉鶴岡八幡宮例大祭」(2009年)に出演、インドネシア・バリ島で開催された「Pura Dalem bentuyung」(2004年)で伝統音楽ジェゴグと共演、「FUJI ROCK FESTIVAL'10」(2010年)に出演するなど、国内外で演奏活動を展開。

舞踏グループ山海塾の作品「ARC - 薄明・薄暮」の音楽制作に参加(2021年)するなど、TV・映画・舞台音楽製作への参加多数。

近年はTOOWA2監督の映画作品『EROSION』(2022年)にディジュリドゥ奏者として出演したほか、パフォーマー川口隆夫(元ダムタイプ)と「ホワイトホリゾント芸術祭@猿橋倉庫」で共演(2022年)。


オリジナル・アルバム『frontiers NATA』を、日本を代表するアーティストグループ、ダムタイプの設立メンバーである山中透のプロデュースでリリース(2007年)。そのアルバムには、イギリスのアーティスト Aphex Twin の名曲「Didgeridoo」をハイハット、シンバル、バスドラムなど全てのサウンドを自身の呼吸と演奏で再現したカバー曲も収録されている。

「STADIUM NIGHT YOGA 2019@明治神宮野球場」(2000人ヨガ)で日本のサップ第一人者TAMAOと共演(2019年)。

マレーシア・ランカウイ島でディジュリドゥとソマティクスと合同で自然体験リトリートを行う。協力: 地球の歩き方(2018年)。

東京大学や早稲田大学での演奏講演会、全国幼小中高等学校での特別授業を多数開催。

 

 

 

共演者

梅津和時、Winchester Nii Tete、大城美佐子、おおたか静流、Omar Gaindefall、川口隆夫(dumb type)、クレイグ・ハリス(シルク・ド・ソレイユ) 、KENKEN、GOCOO、SANDII、太華、TAMAO、長谷川章(デジタル掛け軸)、Mamady Keïta、YAS-KAZ、山中透(dumb type)、吉川清之、Latyr Sy、Wild Marmalade 、山葵(和楽器バンド)
 

国内・海外公演


北アフリカ、インドネシア、台湾、マレーシア、ドイツ大使館、中国大使館、鎌倉鶴岡八幡宮例大祭、フジロックフェスティバル、東京国立博物館、YogaFest YOKOHAMA、明治神宮野球場、京都 法輪寺、富山縣護国神社、神奈川 久良岐能舞台、神奈川 川崎能楽堂、長崎歴史文化博物館、金沢市民芸術村、森美術館、東京 三鷹市芸術文化センター 風のホール、岡山県指定天然記念物 満奇洞、沖縄 ぬちしぬじガマ、奈良 矢田寺、東京 真言宗豊山大本山護国寺、奈良 信貴山総本山玉蔵院、東京 鷲峰山玉泉寺、国際展横浜トリエンナーレ、千葉 かずさアカデミアホール、東京 武蔵野市民文化会館、東京 かめありリリオーホール、広島 けん玉ワールドカップ、静岡 国登録文化財旧マッケンジー邸、広島 廿日市市中央市民会館、東京 第28回日本鍾乳洞サミット、東京 六本木ヒルズGRAND HYATT、東京 六本木ハリウッドホール、東京 ゆとろぎ大ホール、チュニジア・サハラ砂漠フェスティバル 等

 

 

 

明治神宮野球場 2000人ヨガ

JINGU STADIUM NIGHT YOGA

北アフリカ チュニジア

 

 

 

演奏講演・講師 

東京大学、早稲田大学、東京都立多摩高等学校、東京都新宿区西新宿小学校、東京都新宿区立鶴巻小学、東京都青梅市吹上小学校、東京都奥多摩町立氷川小学校、静岡県浅羽南幼稚園、沖縄県本部町立上本部中学校、石垣中学校、沖縄県うるま市立勝連小学校、沖縄県立与勝高校・与勝緑ヶ丘中学校、沖縄県うるま市立勝連幼稚園、岡山県津山交流演奏会、石垣市白保中学校、おもと学園 (知的障がい者更生施設)、ひまわり(障がい者通所)児童、八重山育成園 (通所授産施設)、まきら幼稚園、等

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画・ドラマ・舞台・CM 音楽

 


● テレビ朝日 連続ドラマ 『刑事7人』
キャスト:東山紀之・高嶋政宏・片岡愛之助・鈴木浩介 倉科カナ・吉田鋼太郎・北大路欣・塚本高史・田辺誠一・白洲迅
● 舞台 山海塾 『ARC - 薄明・薄暮』
● フランス TVCM
● テレビ朝日 連続ドラマ『警視庁継続捜査班』
キャスト:木村佳乃・筒井道隆・伊原剛志・余貴美子
● WOWOW 『パーフェクト・ブルー』
キャスト:加藤ローサ・中村蒼・宅麻伸・石黒賢 原作:宮部みゆき
● 映画「Blood」
キャスト:杉本彩・要潤・津田寛治 監督:下山天 音楽:吉川清之

 

 

TV・雑誌・新聞


TBS番組、NHK番組、NHKニュース、YAHOO!JAPANニュース、gooニュース、dmenuニュース、『トレーニングNavi』 Vol.1 (ベースボール・マガジン社)、『 Yogini 』、『 ソトコト 』、『 ロッキンf 』、読売新聞社、静岡新聞社、山陽新聞社、琉球新報社、八重山毎日新聞社、西の風新聞社、西多摩経済新聞 等

 

 

 

 

ディジュリドゥ

南半球の大陸・オーストラリアに住む原住民の祭りや家族の団らんの場でもある日々の宴等で演奏され、歌や踊りと共に彼らの生活にかかせないものです。

芯にある油の部分を白蟻が好んで食べることで中心が空洞となったユーカリの木でできており、自然の力によって筒状になった木の外側に原住民たちによる独特な模様がほどこされます。腹式呼吸で演奏しながら循環呼吸という特殊な奏法で途切れることなく音が続き独特な響きは聴く人をリラックスさせる効果があるといわれヒーリングミュージックとしても用いられています。

自然の中で暮す原住民たちは身近な景色や動物達をディジュリドゥで表現してきました。
大地を駆ける動物達の姿や海原をわたる風の流れ・・・そんな風景が想像できる音色です。

 

 

 

 


先住民アボリジニの長老 ジャルーグルウィウィ氏によるイダキ(ディジュリドゥ)制作

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聖地アーネムランドで開催されたフェスティバルにて